まほろんイベント「古代の鉄づくり」

3.送風装置の設置作業

 製鉄炉本体の構築の次は、製鉄炉の内部に風を強制的に送るための装置を取り付けます。
 製鉄炉操業の際には、‘踏みふいご’と呼ぶシーソーに似た装置を足で踏み、炉に風を送ります。

 

1.風箱と羽口の設置
 製鉄炉の左右2カ所に羽口と風箱(踏みふいごから風を各羽口に分けて送風する装置)を設置します。羽口の連結部は粘土で目張りをして風がもれるのを防ぎます。

 

2.粘土を詰める
 羽口の間や周辺にも粘土を詰め、最終的には全体を粘土で固めました。

     
 

3.送風装置の完成
 踏みふいごと風箱は、塩ビ管で連結しました。

  4.風を送る
 風箱に蓋をした後、きちんと風が送られるか試運転。おっ、風もれもなく良好です!
     
 
 ★製鉄炉の構築

   → 1.製鉄炉の基底部をつくる


   → 2.製鉄炉をつくる



 ★イベントの様子

   → 4.製鉄炉の操業

   → 5.製鉄炉の解体

5.周辺整備
 踏みふいごの足場を整えたり、操業に必要な木炭や砂鉄を運び込み、イベント当日を待ちます。