まほろんイベント「古代の鉄づくり」
製鉄炉の構築は、製鉄炉の下部構造や基底部をつくることから始まります。
1.地面の乾燥 地面に水分が含まれていると、製鉄炉が壊れる原因となります。そこで、製鉄炉を構築する場所を十分乾燥させるために最初に焚き火をしました。 また、製鉄炉の内部に風を送るための管=羽口(はぐち)も一緒に野焼きしました。
2.下部構造をつくる 焚き火の際にできたオキと土をしっかりと叩き締めて下部構造をつくります。
3.粘土ブロックをつくる ワラと砂を混ぜた粘土を、木の型枠に入れて突き固めます。こうしてできた粘土ブロック(写真左下)を材料に、製鉄炉の基底部をつくります。
5.焚き火による乾燥 粘土板を焚き火で乾燥させたら、製鉄炉の基底部の完成です。