平成28年度

まほろん森の塾 第2回「釣り針をつくる」
活動の記録


 第1回「入塾式・昔を知る」(6月26日) 第2回「釣り針をつくる」(7月24日)

 第3回「釣り針で魚を釣る」(8月7日) 第4回「紙をつくる」(9月11日)

 第5回「縄文時代の料理をつくろう」(10月9日) 第6回「ほうきづくり・修了式」(11月13日)

  1.釣り針についての説明

 7月24日(日)に第2回目となる森の塾が行われました。
 はじめに、鹿角の釣り針について職員から説明を受けました。
     
  2.浮き先端の接着作業


 釣り針を製作する前に、浮き先端の接着を行いました。
 浮きの材料が、縄文時代の家の屋根から落ちたカヤであることを説明したら、皆さん驚いていました。
     
  3.釣り針づくり(1)

 釣り針づくりが始まり、「小さくて削るのが難しい!」、「本当にできるかな?」などの不安な声が聞かれました。
     
  4.釣り針づくり(2)

 「上手くできる?」、「ムズイ(難しい)」などと話しながら、楽しそうに製作していました。
     
  5.釣り針づくり(3)

 こちらの塾生達は、真剣そのもの。
 こんなに釣り針づくりに集中できるのはスゴイ!
     
  6.釣り針づくり(4)

 もくもくと釣り針をつくる姿は、まるで職人のようでした。
 カッコイイ!
     
  7.釣り針づくり(5)

 女性同士、仲良くやっています。作業に夢中なのか、話し声はあまり聞こえませんでした。
     
  8.釣り針づくり(6)

 鹿角の向きを変えながら、ヤスリを上手く使いこなしていました。
 道具をどのように使うと、どのように削れるかを、体で覚えていたようでした。
     
  9.釣り竿の防水処理

 今回の講座では、釣り針づくり以外にも、釣り竿の防水処理も行いました。
 この他、浮きづくりや釣りの仕掛けづくりも行いました。
     
  10.完成した釣り針

 今回は、アジを釣るために、長さ15o、幅7o程に釣り針を製作しました。
 本来、縄文時代の貝塚から発見される釣り針の大きさは、小さなものでも長さが3cm程です。
     
  11.釣り針づくり終了

 釣り針の製作を終えて、ホットしている様子の塾生。
 皆さん一生懸命つくっていたため、少し疲れたかな?
     
  12.記念撮影

 参加した塾生全員が、釣り針を完成させることができました。
 実際に、自分でモノづくりすることで、材料の特性や加工する方法など、多くのことが学べました。