第15期 まほろん森の塾記録集
「まほろん森の塾」では、年間を通して昔の暮らし・技術について一連のメニューを体験します。このページでは、「まほろん森の塾」塾生たちの活動の様子を紹介します。
第1回入塾式・昔を知る(5/17) 第2回昔の技を学ぼう(6/28) 第3回夏まつりに参加しよう(7/26) 第4回まほろん探険(9/6) 第5回縄文時代の料理をつくろう(10/4) 第6回まとめ・修了式(11/15)
1 石器づくり体験 @ 5月に始まった平成27年度の森の塾も今回で最後です。
最後の体験は、石器づくりです。まずは、職員が実際に製作した石器を見ながら、石器についての解説を聞きました。
A 石器の解説を聞いた後は、まほろんの常設展示室にある、石の道具を見ながら、さらに詳しい解説を聞きました。
解説を聞いた後は、塾生の皆で石器づくりの準備をしました。
B いよいよ石器づくりの開始です。今回は、頁岩(けつがん)という石を材料としてつくります。
最初は、「硬くて、うまく割れない…。」と苦戦していた塾生たちも、練習を重ねるうちに「おっ!?割れた!!」、「この刃の部分、すごく切れそう。」など、徐々に石器をつくり出すことができるようになりました。
C 大きめの石から割り出した石(剥片・はくへん)を、鹿角を使って、細かい部分を整える作業に入ります。使う目的や使い易い形に整えたら完成です。
自分が思った通りの石器が作れたでしょうか?
石器を作る難しさと技術力の高さを実感しました。
2 修了式 @ 石器作り体験後、修了式を行いました。菊池館長からは、「4月より皆、たくましい表情になった」とのお言葉を頂きました。
その後、塾生一人ひとりが、体験を通して学んだこと、思い出に残ったことについて発表しました。
「まほろんの近くに遺跡があるなんて驚いた。」、「縄文鍋を作って、縄文時代の生活について体験できたことは、勉強になった。」などの感想が聞かれました。
A 最後は、塾生と担当職員とで記念撮影。塾生の表情を見ると、皆さん少し大人になったような気がします。
学校では体験できない多くのことを学びました。
B 今年度の森の塾の活動記録をまほろん常設展示室で展示しています。
ご来館の際は、是非ご覧ください。