鉄づくり3 昼間の操業

 11月1日(土)に製鉄操業を開始し、翌日まで305名の一般の方々に参加していただきました。
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1 開会式
 10時からの開会式では、村下(むらげ=鉄づくりの総指揮者)をつとめてくださる刀工藤安将平さんの紹介やあいさつが行われました。
  2 火おこし
 最初に入れる火は、舞いぎりを使い出来た火種を利用しました。
 
3 炉への火入れ式
 作った火種を炉に入れ、踏みふいごで風を入れると炎がたち昇りました。
 
4 本格的な送風開始
 11時ころから、一般参加者による本格的な踏みふいご送風を開始しました。
 
5 木炭の投入
 村下の指示によって、7分位の間隔で小割りにした木炭を約5kg位投入します。
  6 温度計測
 送風開始から30分位で、温度が1400C°に達しました。
 
7 炉の補強
 急激な温度上昇によって炉にヒビが入ったので、針金で補強しています。
 
8 砂鉄の投入
 炉内の温度が十分に上がったところで、砂鉄を木炭投入と同じ位の間隔で約3.5kgを投入します。(17時30分以降は半分以下にしました。)
 
9 炉から立ち上がる炎
 炉内の温度が上がると順調に炎が立ち上がりました。かなりの高温になっているため、踏みふいごとの間に仕切り板を入れています。
  10 ノロ出し
 1時間に1回くらいノロ出しをします。一見すると鉄に見えますが、砂鉄中の不純物や炉壁が溶けたもの(=流出滓)で、これを出さないと、炉内で鉄が育っていきません。

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