まほろんイベント「鉄づくり」速報

 11月1日(土)・2日(日)の2日間、当館の野外展示施設製鉄炉の南側で、鉄づくりを行いました。8月から砂鉄選別・羽口づくり等の準備を始め、当日は約300名の方々の参加がありました。→お礼「感動をありがとう」

1 準備作業と炉の構築

◆準備作業  →GO
(8月〜10月31日) 
砂鉄の選別から、羽口づくりや炉壁のブロック製作等、操業までには様々な準備作業があります。
◆炉の構築  →GO
(10月28〜31日)     
粘土ブロックを積み上げて、羽口を装填し、操業までに炉を乾燥させます。
2 操業

◆昼間の操業 →GO
(11月1日)     
11時から一般から募集した方々にふいごを踏んでもらって送風を開始し、木炭と砂鉄を交互に投入しました。
◆夜間の操業 →GO
(11月1日夜〜2日深夜)
夜間になると若い番子(ふいごを踏む人)さんたちが続々と到着し、翌午前2時半までふいごを踏み続けました。送風開始から操業終了まで、15時間半にわたりふいごを踏み続けました。
3 炉の解体

◆炉の解体  →GO
(11月2日)     
11時から炉の解体作業を行い、最終的に34kgの鉄が取り出せました。操業中に投入した砂鉄の量は132kg、木炭の量は279kgでした。