まほろんイベント「古代の鉄づくりB製鉄炉操業」

1.製鉄炉の基底部をつくる

 製鉄炉の構築は、製鉄炉の下部構造や基底部をつくることから始まります。

 

1.下部構造の整地
 製鉄炉を構築する場所を焚き火により十分乾燥させ、その時にできたオキと土を叩き締めて下部構造をつくります。写真は、上面を削って平らに整えているところです。

 

2.粘土ブロックをつくる
 木の型枠にワラと砂を混ぜた粘土を入れ、突き固めます。こうしてできた粘土ブロックを敷いて、製鉄炉の基底部をつくっていきます。

     
 

3.粘土ブロックを敷く
 構築する製鉄炉の大きさに合わせて、粘土ブロックを敷き詰めます。

  4.粘土ブロックを叩き締める
 全体に粘土ブロックを敷いたら、叩き締めて一枚の粘土板とします。
     
 
 ★製鉄炉の構築

  → 2.製鉄炉をつくる


  → 3.送風装置の設置作業



 ★イベントの様子

  → 4.製鉄炉の操業

  → 5.製鉄炉の解体

5.焚き火による乾燥
 焚き火でしっかりと乾燥させて、製鉄炉の基底部をつくる作業の終了です。