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大ホール利用再開の見通しについて

作成日

 令和4年3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震の影響により大ホールの利用を休止しておりますが、福島県による被災状況の調査の結果、復旧に向けた工事計画について下記のとおり見通しが示されましたのでお知らせします。

 利用者の皆さまには御不便をお掛けしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

1 被害状況

 現在の大ホール客席の天井は、建物本体(躯体)からボルトなどの金属部品を使って天井材を吊る「吊り天井」の構造になっています。地震により、広範囲にわたる計78か所において、吊りボルトなどの破断や脱落等が判明しました。

 

2 復旧方針

 再び大きな地震が発生しても同様の被害が生じないよう、従前よりも耐震性が高まるよう天井の改修を行います。

 具体的には、現在の建物本体から吊りボルト等で天井材を吊る方式から、既存の梁に加えて新たな梁を複数追加し、それらに天井材を固定する方式に変更することによって、より強固な天井に改修し利用者の皆さまの安心・安全を確保します。

 

3 利用再開の見通し

 令和5年度に工事のための設計を行い、その後工事を実施する流れとなります。

 現時点では、工事に要する期間は18か月程度と見込まれ、利用再開は少なくとも令和7年度の後半以降になる見込です。今後、工事のための設計の中で詳細を詰めていきますので、具体的な見通しがつき次第、皆さまにお知らせいたします。

 

本件へのお問合せは下記までお願いします。

とうほう・みんなの文化センター(福島県文化センター)

文化推進課 TEL(024)534-9191

メールアドレス culture@fcp.or.jp