まほろん森の塾記録集

「まほろん森の塾」では、年間を通して昔の暮らし・技術について一連のメニューを体験します。

今回は、「古代の食生活体験」(11/19)の様子をご紹介いたします。

写真をクリックすると拡大して表示します。

「古代の食生活体験」(11/19) ● 燻製 ●

燻製づくりスタート

職員手作りの燻製器(スモーカー)。一番下に木炭を置き、その上に桜のスモークチップをのせました。

上の窓から食材を入れて、燻製づくり、スタートです。

温度管理

温度計をにらみながら、窓を開けたり団扇であおいだり。1時間後には90℃を超えました。

煙がモクモク

煙もこのくらい出ていれば、おいしい燻製ができるでしょう。もう少しの辛抱です。

燻製の できあがり

ほどよく色づいて、見るからにおいしそうです。

「古代の食生活体験」(11/19) ● 縄文鍋 ●

材料を切る

写真は鶏肉を切っているところ。ちょっと危なっかしいかな?

鍋に入れる

鍋はハマグリで出汁を取り、キノコやタケノコなど、具だくさん。

味付け

最後にアザミの若葉とワカメを入れ、塩で味付けしました。

鍋、完成

ドングリの利用法の一つとして、今日は鍋に入れてみました。ドングリは縄文時代には貴重なエネルギー源であったと思いますが、味の方は・・・。

「古代の食生活体験」(11/19) ● 蘇 ●

材料は牛乳1リットル

ホットプレートで熱しつつ、コゲ付かないように、ひたすらかき混ぜます。

記録ボード

塾生はローテーションで各メニューの作業を行いました。蘇をつくっている塾生はホワイトボードに作業内容を記録します。

まだまだできない

だいぶ牛乳の量は少なくなりましたが、まだまだ完成は遠そうです。

ようやく完成

とろみが付いてきました。もう少ししたら、火から下ろして、冷蔵庫で冷やして、完成しました。

「古代の食生活体験」(11/19) ● 試食 ●

いただきます

みんなそろって試食しました。イカや豚肉の燻製、デザートに出した蘇が好評でした。

記録ボード(2)

材料や工程、その時々のトピックなどを塾生が記録しました。これを見れば、みんなが作業内容を共有できます。


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