上ノ台遺跡
調査終了
- 調査期間
- 平成27年10月~11月(調査終了)
- 場所
- 伊達市霊山町下小国字上ノ台
- 該当時代
- 縄文、中世以降
- 調査原因
- 一般国道115号相馬福島道路(霊山~福島)の建設
上ノ台遺跡は、小国川(おぐにがわ)北岸の丘陵急斜面に立地する遺跡です。一般国道115号相馬福島道路(霊山~福島)の建設に先立ち発掘調査を行っています。調査では、中世以降と考えられる中央に溝のある木炭窯跡が見つかっています。また、埋没谷に形成された遺物包含層から縄文時代の土器片や石器が出土しています。
10月28日現在の様子
中世以降と考えられる木炭窯跡です。操業時に焼かれた炭の塊が残っています。
[写真は木炭窯跡]
11月16日現在の様子①
埋没谷に形成された遺物包含層を掘っている写真です。遺物包含層から縄文時代の土器片や尖頭器(せんとうき)、打製石斧(だせいせきふ)が見つかっています。
[写真1]遺物包含層調査の様子
11月16日現在の様子②
[写真2]縄文時代の尖頭器(せんとうき)と打製石斧(だせいせきふ)
11月24日現在の様子
11月26日で調査が終了しました。
[写真1]調査区の斜面上から撮影
[写真2]調査区の斜面下から撮影