理事長挨拶

 日頃より、公益財団法人福島県文化振興財団の活動に御理解と御協力を賜り、心から御礼申し上げます。


 当財団は、1970年9月に開館した福島県文化センターを管理運営するため、同年「財団法人福島県文化センター」として設立されました。

 以来、県民の教育、学術及び文化の振興に寄与することを目的に、指定管理者として福島県文化センター及び福島県文化財センター白河館の管理運営を担いつつ、芸術文化に関する各種事業の実施、古文書や出土遺物などの文化財の収蔵保管、調査研究、公開活用、埋蔵文化財の発掘調査や、文化活動に対する助成、顕彰などの事業にも取り組んでいるところです。

 現在、福島県文化センター(福島県文化会館)は、福島県による大ホール客席天井改修工事及び空調設備改修工事により休館となっておりますが、再開館の折には、本県文化振興の拠点施設として、県民の皆様にこれまで以上にご利用いただけるよう努力してまいります。

 当財団は、今後の進むべき方針である「理念」と、私たちが果たすべき「使命」を下記のとおり定めております。

 「理念」
  「文化の力」で、元気と感動を。そして、心豊かなふくしまを。
 「使命」
  一、多くの人々が集い、多様な文化に触れ、学び、創造する場を提供します。
  一、ふくしまの文化を未来につなげ、大切にする心と人を育てます。
  一、ふくしまの文化を広く発信し、活気と魅力ある地域づくりに貢献します。

 上記の「理念」と「使命」の下、職員が一丸となって、公益目的事業の実施にむけて邁進してまいりますので、県民の皆様におかれましては、今後とも一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

2025年7月

公益財団法人福島県文化振興財団 理事長 松本雅昭