川原田遺跡
調査終了
- 調査期間
- 平成28年5月~10月(調査終了)
- 場所
- 伊達郡桑折町大字松原字川原田
- 該当時代
- 縄文時代、平安時代
- 調査原因
- 一般国道115号相馬福島道路の建設
川原田遺跡はJR東北本線の伊達駅北側、江戸時代に開削された西根上堰と下堰の間の低位段丘上に立地する遺跡です。
6月20日のようす
5月16日から川原田遺跡の発掘調査を開始しました。現在、表土除去と遺物包含層の掘り込み、遺構の検出を行っています。縄文時代の土器や石器、平安時代の土師器や須恵器が出土しています。
↑遺物包含層の掘り込みを行っているようす。
7月27日のようす
縄文時代と平安時代の遺物包含層を掘り下げています。現在のところ縄文時代の落し穴がみつかっています。
↑落とし穴の完掘写真
深さは50cmほどです。
8月24日のようす
縄文時代と平安時代の遺物包含層の掘り下げを引き続き行っています。縄文時代の落し穴は掘ってみると深さが1m以上の深いものもみつかりました。
↑落し穴の断面写真です。
身長150cmくらいの女性がすっぽり入ってしまう深さです。
↑上から撮影した完掘写真です。(1.5m×1m×1.5m)
10月7日のようす
空中撮影を行いました。天気も見晴らしもとても良好です。
↑ラジコンヘリコプター搭載カメラによる空中撮影を行っているようすです。
↑遺跡の西側上空から眺めた調査現場と周辺の風景です。