平成30年度発掘調査情報

毛萱館跡けがやたてあと

調査終了
調査期間
平成30年6月~11月
場所
双葉郡富岡町大字毛萱字前川原
該当時代
中世・弥生時代
調査原因
県道広野小高線の建設

毛萱館跡は富岡町の南東、紅葉川右岸の丘陵に立地します。現況で堀切や土塁などの遺構が確認できます。調査面積10,000㎡のうち、昨年度は西側5,000㎡の調査を終了し、今年度は東側の5,000㎡を調査します。

6月6日のようす

毛萱館跡の範囲は、隣接する東京電力福島第2原子力発電所の敷地内にまで続いています。そこで我々は東京電力の許可を得て発電所の敷地内に入り、毛萱館跡の広がりを確認する作業を行いました。

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昨年度の調査で見つかっていた堀と土塁が、東京電力福島第2原子力発電所の敷地内に続いていることを確認しました。

7月10日のようす

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調査区内の下草を刈り払い、一部では表土の掘削も開始しました。下草を刈り払うと、館跡に伴う土塁が見つかりました。

土塁は全長約30m、高さが1.3mあります。

11月9日のようす

毛萱館跡の発掘調査は11月9日で終了しました。

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全長約35mある土塁と堀跡。堀底から土塁の最も高いところまでの高さは約2mです。

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調査区の東端部からは門の礎石とみられる大きな石が2つ見つかりました。

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門の礎石を取り外したところ、その下からは掘立柱による門跡が見つかりました。

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調査をすすめると、同じ場所から更に古い段階の門跡が見つかりました。

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割れた茶臼です。土坑の底面近くから出土しました。

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現地説明会(10月7日)での一コマ。およそ80名のかたが見学に訪れました