令和2年度発掘調査情報

栗林遺跡くりばやしいせき

調査中
調査期間
令和2年4月~
場所
南会津郡下郷町大字中妻和田前
該当時代
縄文時代中期~後期
調査原因
会津縦貫南道路の建設

栗林遺跡は下郷町役場の北東約2kmに位置し、阿賀川右岸の河岸段丘上に立地します。昨年の調査では縄文時代中期中葉から後期初頭(4,5004,000年前)にかけての集落跡が確認されました。今年度も引き続き調査を行っていきます。

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今年度の調査が開始されました。


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写真1 発掘調査風景

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写真2 貯蔵穴の中から土器が出土したところ

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写真3 石棒が出土したところ

7月

 県道西側の調査が終了しました(写真1)。北端に縄文時代中期集落跡の一部が広がり、埋設土器(写真2)、土坑(写真3)などが見つかっています。今後は県道を迂回路に切り替えて道路下の調査を進める予定です。

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写真1

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写真2

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写真3

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栗林遺跡の今年度調査は、県道迂回路工事のため9月中旬まで一時中断していましたが、迂回路完成を経て9月23日から現道下調査区の掘削を開始しました(写真1)。
表土除去後、遺構検出を進めると、予想通り縄文時代中期を主体とする時期の遺構が濃密に分布している状態が見えてきました(写真2)。直径4~5mほどの竪穴住居跡、径1m位の土坑に加えて、埋設土器や石囲炉もいくつか確認できます。
10月はこれらの精査に取りかかります。

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(写真1)

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(写真2)