館長挨拶

 とうほう・みんなの文化センター(福島県文化センター)は、県民の文化の振興を図ることを目的に、昭和451970)年の開館以来、半世紀以上にわたり福島県の芸術文化の発信地としての役割を果たしてきました。音楽、演劇、舞踊のほか会議、研修、展示など多目的に使用できる「福島県文化会館」と、県内の歴史資料を収集、展示、公開する「福島県歴史資料館」の二つの施設で構成されています。

 文化会館では、県民の皆様が様々な芸術や文化活動に触れ、学び、創造する場を提供する取組を、歴史資料館では、ふくしまの歴史資料を守り、伝え、活用する取組を、それぞれ推進しているところです。

 現在、文化会館につきましては、令和4年3月に発生した地震によって被災した大ホール客席天井や、老朽化した空調設備の改修工事が、令和6年7月から行われているところです。

 改修工事につきましては、令和8年6月末の竣工が予定されているところでありますが、施設の利用については、工事終了後、令和8年7月以降で開館の準備が整い次第、再開を予定しております。

 ご利用いただく皆様には、長期間にわたり、ご不便をお掛けいたしますが、より安心して利用しやすい施設となるよう、管理運営に努めてまいりますので、引き続き皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 

 2025年7月

 

                    福島県文化センター館長 松本 雅昭