第14期 まほろん森の塾記録集

 

 「まほろん森の塾」では、年間を通して昔の暮らし・技術について一連のメニューを体験します。
 このページでは、「まほろん森の塾」塾生たちの活動の様子をご紹介いたします。

 第4回の今回は、「縄文のムラを探険してみよう」です。塾生皆で栃木県宇都宮市の「うつのみや遺跡の広場」へ見学学習に行きました。

第2回縄文食体験(6/14) 第3回「縄文のムラを調べてみよう」「縄文の衣づくり」(7/12) 第4回「縄文のムラを探険してみよう(9/6)」
   
縄文時代のムラを探険してみよう
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 うつのみや遺跡の広場には、縄文時代前期(5〜6千年前)のムラが復元されていました。職員の方から、家が何件あったのか、どのくらいの人々が住んでいたのかなど、詳しい解説を聞きました。
 塾生は皆、真剣な表情で話を聞いていました。

   

A  つづいて、遺跡から見つかった昔の道具についての解説を聞きました。
 「この道具はまほろんで見たので知っている」「この道具は見たことがないから、書いておこう」など、積極的に学習する姿が見られました。
   
 
B  屋内での解説後、野外に場所を移し、縄文時代の復元された建物の中に入りました。
 「うお〜広い」「柱が太い」「天井が高い」など実感を伴った声が聞かれました。
   
 
C  縄文時代には、現代人の私たちにはない習慣がたくさんありました。この遺跡からは、柱だけを円形に建てたとされるものも見つかっています。
 「子供の遊び場?」「本当に屋根はなかったの?」など想像がふくらみます。一体どのように使っていたのでしょう?
   

D  解説を聞いた後は、塾生各々が疑問に思ったことや、場所に行きもう一度詳しく調べ、それらを記録しました。
 これは縄文時代のお墓の跡の復元です。「そんなに深くないな」「まとまっているので、家族のお墓なのかな」など、気づいたことを記録しました。