第14期 まほろん森の塾記録集

 

 「まほろん森の塾」では、年間を通して昔の暮らし・技術について一連のメニューを体験します。
 このページでは、「まほろん森の塾」塾生たちの活動の様子をご紹介いたします。

 第3回の今回は、「縄文のムラを調べてみよう」「縄文の衣づくり」です。第4回「縄文のムラを探検してみよう」に備えた事前学習を行いました。

第2回縄文食体験(6/14) 第3回「縄文のムラを調べてみよう」「縄文の衣づくり」(7/12)
   
1 縄文のムラを調べて見よう
@  縄文時代について、関連書籍を使って、調べ学習をしました。ワークシートの問題に順番に、答えを記入していきます。
   

A  縄文時代の遺跡(ムラ)を発掘すると見つかる、石や骨、角でできた道具が、どのように使われていたかについて学びました。
 「石の斧で本当に木が切れるの?」「握る部分がこんなに長いのはどうして?」など様々な疑問点が見つかりました。
 その疑問に対する自分の考えや、職員による解説などを記入しました。
   
 
B  つづいて、発掘調査によって出土した資料が保管してある収蔵庫で、本物の土器や石器などを観察し、気づいたことを記入したり、興味が湧いたものをスケッチして、縄文時代についての理解を深めました。
   
2 縄文の衣づくり
    午後は、縄文時代の衣(ころも)づくりの方法である、アンギン編みを体験しました。
 「たて糸とよこ糸の編む順番がわからなくなった…」「これで合っているかな?」「編む順番が逆になった!?」と、10p四方の大きさを編むのに四苦八苦です。
 縄文時代の衣(布)づくりの大変さを実感しました。
   

A  衣づくりの合間に弓矢体験も行いました。縄文時代、ムラに住む人々が協力し合って、食料となる動物(クマやシカ、イノシシなど)を獲っていました。
 「引く力を加減してみよう」「態勢を変えてみよう」など、うまく飛ばすために工夫している姿が見られました。