遺跡の内容
高木遺跡では、阿武隈川の築堤工事に伴って1999年から2000年の2か年にわたり発掘調査が実施されました。 縄文時代中期から後期の集落と、古墳時代後期を中心とした集落の遺跡です。(縄文時代の内容についてはこちら) 古墳時代後期の集落からは、約150軒の住居跡のほか、集落を区画する溝が見つかりました。この溝からは、大量の土師器や須恵器に加え、ミニチュア土器や土製模造品、石製模造品などの祭祀に使われた道具も出土しています。
上空からみた高木遺跡
溝跡から土器が出土した様子
■全国遺跡報告総覧■ ・文献1(抄録のみ)
・文献2