所在地:福島県磐梯町・猪苗代町

 磐梯山の南西に広がる丘陵地に位置する縄文時代中期(約5400~4400年前)を中心とした集落跡です。遺跡からは、住居跡129軒、貯蔵用の穴などの土坑759基、土器埋設遺構26基などがみつかりました。
 遺物は、完全な形の縄文土器のほか、ヒスイ製の大珠などの装飾品、土偶などの祭祀具、石器など約26万点がみつかっています。その内、855点が国の重要文化財に指定されています。

法正尻遺跡と磐梯山
縄文時代中期の住居跡(66号住居跡)
まほろんの屋外展示「縄文時代の家」は、この住居跡をモデルに復元しています。
333号土坑からの土器出土状況
333号土坑出土縄文土器
333号土坑から出土した縄文土器
(国指定重要文化財)
土偶 土偶
(国指定重要文化財)
顔面突起       
(国指定重要文化財)
ヒスイ製大珠
(国指定重要文化財)