収蔵品ギャラリー

白河市笊内古墳群出土金銅装馬具 古墳時代終末期

笊内古墳群の37号横穴墓から出土した馬具のセットです。
棘葉形鏡板付轡1点、棘葉形杏葉3点、雲珠1点、辻󠄀金具3点、長方形金銅張革帯金具13点、鉄製鉸具1対、鉄製円形鞖座金具1対、鉄製二脚鋲状金具2点、革帯締金具残欠などが37号横穴墓から揃って出土しました。
辻󠄀金具は37号横穴墓からは3点出土していますが、馬具を装着するには数が足りなく、
隣接する38号横穴墓から1点だけ出土した同形で同サイズの辻󠄀金具1点を含めると、馬具として機能するようになります。そのため、副葬の際に「形見分け」のような形で分割された可能性が考えられています。
福島県内では数少ない金銅装馬具であり、セット一式が揃っている貴重な資料です。
また、この馬具のセットを基にして、白河館の常設展示室にある馬に装着された復元品が製作されました。

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