福島の文化財

原瀬上原遺跡

区分
県指定史跡
所在
二本松市原セ日照田

原瀬上原遺跡は昭和43年に二本松市教育委員会によって発掘調査が行われました。調査の結果、縄文時代中期の竪穴住居跡18軒が確認されました。このうちの12軒が複式炉を伴う住居跡であったことから、それまで福島県内の諸遺跡で単独でしか発見されていなかった複式炉が、縄文時代中期後葉の住居に普遍的に備えられていた施設であったことが判明しました。また、この調査は福島県において縄文時代の集落跡が調査された初めての例となりました。複式炉を持つ住居で構成される集落が存在することや、3本柱構造で構築されている住居があることなどが明らかになり、学術上価値の高い重要な遺跡と評価され、昭和46年4月13日に県史跡に指定されました。現在、遺跡は公園として整備され、竪穴住居が復元されています。

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