まほろん実技講座

「縄文土器づくり上級編」の様子

 「縄文土器づくり上級編」は、全3回の講座で、平成30年1月20日(土)に「形づくり」、1月21日(日)に「文様づけ」、2月25日(日)に「野焼き」を実施しました。
 今回の講座には12名の方が参加され、まほろん収蔵の土器をお手本に土器作りを行ないました。

  1.形づくり

 作りたい土器が決まったら、さっそく製作に入ります。
 まずは、土器の底づくり、それから粘土ひもを積み上げて、形づくりを行ないました。
     
 

2.文様づけ

 1日おいて、少し表面が乾燥した土器に文様をつけていきます。
 お手本の土器を、じっくり観察しながら、慎重に作業を進めていました。
 出来上がった作品は、このあと1か月間乾燥させました。

     
 

3.野焼き(あぶり)

 まずは、火の周りに土器を並べて乾燥を促す「あぶり」を行ないます。
 時々、職員が土器の方向を変えながら、土器全体が均等にあぶられるようにしました。

   

 

  4.野焼き(本焼き)

 オキになった状態のところに、土器を並べます。
 そこから、一気に火を上げて、いよいよ「本焼き」です。
     
 

5.野焼き(焼き上がり)

 焼きあがった作品を手に、受講生の皆さんは嬉しそうな様子でした。
 受講生からは、「楽しかった!」「また参加したい。」といった声が聞かれました。