まほろんイベント
「第9回双六大会」の様子

  平成25年1月12日(土)に、まほろんイベント「第9回双六大会」を開催しました。20名の方が参加し、日ごろの特訓の成果を発揮すべく、盤上で熱い対局を繰り広げました。
 

1.開会式
 今回の大会に参加された20名の皆さんが勢ぞろい。年齢層は、小学生・中学生・大人と様々でしたが、皆さん一様に緊張した面持ちで開会式に臨みました。
 なお、当日はテレビ局や新聞社の取材がありました。

 

2.予選トーナメント
 予選は、3つのブロックに分かれてトーナメント戦です。各ブロックの1位が決勝に進みました。
 今大会は、各試合でかなりハイレベルな攻防が繰り広げられ、目が離せませんでした。

     
 

3.他の対局を観戦
 他の人が対局している様子を観戦するのは、実はとても参考になります。自分だったらどう打つかを考えながら、頭をフル回転。

 

4.待っている間も練習
 観戦する方がいる一方、自分の対局が始まるまでの間も、時間を惜しんで練習する姿も多く見受けられました。

     
 

5.敗者復活戦
 予選で敗れた方々で敗者復活戦を行いました。ここでも真剣勝負の連続です。
 ちなみに、写真の黒のコマのように、一つのマスに2個以上並べると、相手はそこのマスには進めないので、対局に勝つための定石といえます。
 →双六のルールはこちら
 

6.準決勝
 準決勝は、予選で勝ち上がった3名と、敗者復活戦で勝ち上がった3名の計6名で行いました。ここで勝った3名が、栄えある決勝戦に進めます。
 写真は、第8回大会の優勝者と3位の方の好勝負!実力伯仲の対局の結果は…、たった一コマ差で昨年3位(写真右)の方に軍配が上がりました。

 

7.時代衣装にお着替え
 決勝戦は、好きな時代衣装に着替えて対局します。
 決勝戦の開始を待つ会場では、対局を今か今かと心待ちにする方々でいっぱいでした。

 

8.決勝進出者
 決勝に進んだ3名は、左から、一條祐磨さん(8歳)、一條祐里奈さん(12歳)、西澤健二さん(35歳)。
 祐磨さんと祐里奈さんは姉弟で勝ち残りました。すごい!
 健二さんは日本バックギャモン協会からの参加です。

     
 
9.姉弟対決
 決勝戦は巴戦です。他の2人に連続して勝った人の優勝です。当然ながら姉弟対決も実現しました。
 対局は弟の祐磨さんが勝ちました。ちなみに、家での対局でも祐磨さんの方が勝ち越しているとのことでした。
  10.最後の対局
 バックギャモンで培った健二さんの実力は本物でしたが、最後の対局では祐磨さんの勝利!
 写真は終盤の様子で、左下の盤面は決着した時のものです。
     
 
11.優勝者コメント
 閉会式では、優勝者の祐磨さんに、まほろんカップ(写真右下)が手渡されました。
  「優勝できるとは思わなかったので嬉しいです♪」と控えめなコメントでしたが、第8回大会の時にはすでに優勝してもおかしくない実力を兼ね備えていました。実力を遺憾なく発揮できた結果です!お見事!
 

12.みんなで記念撮影
 最後は、競技に参加した皆さんで記念撮影です。
 大会終了後、館内では来年に向けて練習する方もいました。すでに次の戦いは始まっています。また1年、腕を磨きましょう!

     

※まほろんでは、いつでもまほろんの職員と双六盤で対局することができますし、館内にパソコンの双六ゲームもあります。興味のある方は、ぜひ、ご来館下さい。