「古代の田畑」で育てている作物の様子を紹介します。
10月14日(月) [ひょうたん] 収穫した「ひょうたん」を、容器として使用できるように、中身を空にする作業をしています。 作業自体は、水に漬けて中身を腐らせた「ひょうたん」を逆さにし、溶けた果肉と種を取り出すだけの簡単なものです。ただ、腐敗臭が強烈なため、それを我慢をするのが大変した。
10月10日(木) [小豆] 野外展示「奈良時代の住居」東側の畑で栽培していた小豆が刈り入れ時となりましたので、熟したものから順に収穫を始めました。 縄文時代から存在し、古事記にも登場する小豆は、栄養価も高く、古代から馴染み深い作物であったと思われます。食用のほか、お手玉の中身などにも使用されました。
10月2日(水) [ベニバナ] 野外展示「古代の畑」から摘み取ったベニバナの種取り作業を始めました。 ベニバナは、染料(ベニバナ染め)の原料として有名ですが、実はその他にも、様々な用途があります。たとえば、花は乾燥させると生薬となり、種を絞って油を作ることもできます。 いつの日か、まほろんでも、ベニバナを使った体験や実技講座を行ってみたいと考えています。