「カラムシから布をつくろうA」の様子
 平成21年7月18日(土)に、まほろん実技講座「カラムシから布をつくろうA」を実施しました。全3回の講座の第2回目です。
 

● 乾燥したカラムシ

 前回の講座で取りだしたカラムシの繊維を、2週間乾燥させました。今回の講座では、このカラムシの繊維を使って、糸をつくりました。

     
 

● 水に浸す 

 最初に、乾燥させたカラムシの繊維を水に浸します。その後、繊維を2つに裂(さ)いて、糸をつくる準備完了です。

     
 

● 撚(よ)りをかける 

 2つに裂いた繊維の先端をテープでテーブルに固定し、2つとも同じ方向に撚りをかけていきます。そして、この2つの繊維を合わせて1本の糸にします。長さが足りなくなったら、繊維を継ぎ足して撚っていきます。
 単純な作業で、長い時間続けるのは大変です。しかし、参加者のみなさんは素晴らしい集中力で、講座の会場がシーンと静まりかえる瞬間もしばしばでした。

     
 

● カラムシの糸を束ねる 

 できたカラムシの糸を束ねて、次回の講座でいよいよ布をつくります。糸の長さは20メートルが目標!ただ、一番作業が進んだ方で、13メートル。各自家に持ち帰って、次回の講座(9月19日)までの宿題となりました。みなさん、頑張って下さいね!