ふくしま歴史資料保存ネットワーク (略称「ふくしま史料ネット」)事務局からのおしらせ |
被災した歴史資料などの |
2 月 13 日夜の福島県沖地震で被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げます。
特に、倒壊した建物の再建が難しく取り壊さざるを得ないときに、古くからお持ちになってこられた資料を一緒に処分してしまうケースが少なくありません。
また、災害と直接係らなくても、代替わりや相続、家の建て替え等に際して、古くから伝わった資料を処分されるケースもあります。
このたびの震災により、福島県内をはじめとする被災地では、町や村の歴史を後世に伝える大切な歴史資料が失われる危険性が高まっています。
ふくしま歴史資料保存ネットワークは、こうしたものを一時別の場所に避難させたり、整理・記録保存したりするためのお手伝いをするボランティアの集まりです。
皆様が保管されてきた大切な歴史遺産が散逸しないよう、取り組んでいきたいと考えています。お困りの方はご一報ください。
<歴史資料が発見される事例>
*民家の屋根裏改修時 *古いふすまの貼り替え時 *土倉(民家)の解体時 |
<対象となる歴史資料例>
これまで保全に取り組んできたものは、江戸時代から明治、大正、昭和戦前、戦後に至る、町や村の歴史を伝えるさまざまな歴史資料です。 *古文書(和紙に墨で書かれたもの) *高札 *書籍(教科書、手紙、日記など) *写真 *美術品(掛け軸、巻物など) *考古資料(土器など) *生活文化(民俗)に関するもの(農具・古着・祭礼の道具など) *自然系の資料(植物・昆虫標本、化石、はく製など) |
<お問い合せ> |
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