遺跡の内容
遺跡は、新井田川に面した段丘南端に立地しています。 遺跡からは、住居跡などは確認できませんでしたが、縄文時代前期後葉から中期前葉(今から約5000~4700年前)の大量の土器と共に、石器そして耳飾りなどの土製品などが見つかりました。 遺跡南側の谷には、 壊れた土器等のほかに、動物や魚類の骨片、そして焼けた土などが厚く堆積していました。 このことから、縄文人が、周囲より低い谷をゴミの廃棄場所として、長年にわたって利用していたこともわかりました。
■全国遺跡報告総覧■ ・文 献