遺跡の内容
大谷上ノ原遺跡での発掘調査は、常磐道自動車道の建設に伴って、これまでに合計6回にわたり実施されました。 調査の結果、約600点を超える後期旧石器時代(今から2~3万年前)の石器が見つかっています。 遺跡からは、掻器、尖頭器、ナイフ形石器などの完成品のほか、石の砕片など石器製作に関連する遺物も大量に出土しています。 このことから、旧石器時代の石器製作工房があったことも分かりました。
■全国遺跡報告総覧■ ・文 献1(抄録のみ) ・文 献2(抄録のみ) ・文 献3(抄録のみ) ・文 献4 ・文 献5