遺跡の内容
神指城跡は、会津盆地中央部、若松城跡の北西約3.5kmに位置しています。
慶長5(1600)年2月、当時の会津領主上杉景勝が若松城にかわる新城として築城に着手しましたが、未完成のまま廃城となりました。
現在、本丸跡の南辺部分や、二ノ丸の北東隅、土塁の一部については、見学することができます。
平成2・3(1990・1991)年に行われた発掘調査により、城内外の堀跡のほか、本丸東口へ至る土橋跡と本丸北東隅の石垣が部分的に確認されました。
調査の結果、漆器などの木製品、陶磁器などが出土しています。
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