谷地前C遺跡(白河市) 位置はこちら(遺跡データベースへ)

■概  要
 阿武隈川と矢武川に挟まれた河岸段丘面の南側緩斜面に位置する奈良・平安時代の集落遺跡で、竪穴住居跡42軒、掘立柱建物跡24棟などがみつかっています。このなかでも8世紀中頃の27号住居跡は、まほろん野外展示の「奈良時代の家」のモデルとなっています。
 遺物としては、土師器・須恵器などの土器類や刀子・鉄鏃などの鉄製品がみつかっています。中には「田石川」と線刻された耳杯があり、古代の地名を考える上で貴重な資料となっています。
竪穴住居跡のようす
   

■主な遺物(遺物写真データベースへ)
 ・須恵器杯
 ・土師器杯
 ・土師器甕
 ・土師器鉢

■主な写真(写真データベースへ)
 ・掘立柱建物跡のようす
 ・竪穴住居跡のようす(野外展示のモデル)
 ・竪穴住居からみつかった土器
 ・建物跡群のようす
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