獅子内遺跡(ししうちいせき)
福島市

 遺跡の内容

 遺跡は、奥羽山系を流れる摺上川上流の河岸段丘上に位置する縄文時代〜平安時代の集落遺跡です。
 遺跡からは、福島市教育委員会調査分と合わせると、竪穴住居跡168軒、掘立柱建物跡4棟、土坑373基がみつかっています。
 時代は、縄文時代前期を主体としながらも、早期から晩期まで継続して集落が営まれていたと考えられます。
 遺物としては、各時期の大量の土器や石器の他、装身具等もみつかっており、この摺上川上流域の中心となる集落であったと推定されます。
 

法正尻


■主な写真

(写真データベースへ)

 ・竪穴住居跡のようす

 ・掘立柱建物跡のようす

 ・遺物のみつかったようす

 ・遺跡の遠景
 


■主な遺物■
(遺物写真データベースへ)

 ・縄文土器深鉢じょうもんどきふかばち

 ・注口土器ちゅうこうどき

 ・磨製石斧ませいせきふ

 ・変わった形の石器かわったかたちのせっき