遺跡の内容
遺跡は、越後山脈内の磐越自動車道竜ヶ岳トンネルの入り口に位置しています。 遺跡からは、縄文時代草創期から平安時代の遺物が見つかりました。 岩陰に堆積した文化層は、11層におよび、最古の遺物としては、縄文時代草創期後半代の縄文土器がみつかっています。 土器片の他には、石鏃(せきぞく)、石匙(いしさじ)、磨石(すりいし)、石皿(いしざら)など狩猟や採集に関わる石器類も大量に見つかっています。 縄文時代を中心とした、数千年の長きにわたって、狩猟・採集の拠点であった遺跡であることがうかがわれます。
■主な写真■ (写真データベースへ)
・土の堆積状況
・上面で人骨のみつかったようす
・土器のみつかったようす
・調査前の遺跡のようす
■主な遺物■ (遺物写真データベースへ)
・石鏃(せきぞく)
・磨製石斧(ませいせきふ)
・石匙(いしさじ)
・石皿(いしざら)
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