柴原A遺跡(しばはらAいせき)
三春

 遺跡の内容

 遺跡は、阿武隈高地を流れる大滝根川の河岸段丘上に位置しています。
 遺跡からは、縄文時代の中期から後期を中心とする竪穴住居跡20軒、敷石住居跡8軒、埋設土器40基、集石遺構60基等がみつかっています。
 なかでも、後期の敷石住居跡は残りが良く、洪水の堆積層の下から当時の集落跡がそのままみつかりました。
 また、縄文土器や石鏃等の石器類、土錘や土偶などの土製品等も大量にみつかっており、土偶には完全な形のものもありました。
 

法正尻


■主な写真

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 ・石の敷かれた住居跡1

 ・石の敷かれた住居跡2

 ・埋められた縄文土器

 ・上から見た遺跡のようす
 


■主な遺物■
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 ・縄文土器浅鉢じょうもんどきあさばち

 ・注口土器ちゅうこうどき

 ・土 偶どぐう

 ・土 錘どすい