法正尻遺跡(ほうしょうじりいせき)
猪苗代町・磐梯町

 遺跡の内容

 磐梯山の南西に広がる丘陵地に位置する、縄文時代中期を中心とする集落遺跡で、竪穴住居跡129軒、土坑759基などがみつかっています。
 まほろん野外展示の「縄文時代の家」のモデルになったのも、この遺跡の竪穴住居跡です。
 遺物も完全な形の縄文土器をはじめ、石鏃をはじめとした大量の石器類、ヒスイ製の大珠などの装飾品類、土偶などの祭祀具がみつかっており、豊かな縄文時代の生活が忍ばれる集落跡となっています。
 

法正尻


■主な写真

(写真データベースへ)

 ・炉のある竪穴住居跡1

 ・炉のある竪穴住居跡2
 
  (※「縄文時代」の家のモデルとなった住居跡)

 ・土器の入った貯蔵穴のようす

 ・遺跡の全景と磐梯山


■主な遺物■
(遺物写真データベースへ)

 ・縄文土器深鉢(じょうもんどきふかばち)

 ・縄文土器深鉢 (ふかばち)

 ・縄文土器注口土器(ちゅうこうどき)

 ・石匙(いしさじ)