遺跡の内容
遺跡は、阿武隈高地を流れる真野川の右岸段丘上に位置しています。 遺跡からは縄文時代の竪穴住居跡141軒、土坑501基、埋甕49基などが見つかっています。 集落跡の中心となる時期は、縄文時代前期となっており、この時期の地域の中心となる集落であったと考えられます。 遺物としては、大量の縄文土器や石器のほかに、土偶や土版などの祭祀に関係した土製品が見つかっています。 なかには、土でつくった錘(おもり)なども見つかっており、真野川で行われたであろう漁労活動の一端もかいま見ることができます。
■主な写真■ (写真データベースへ)
・炉のある竪穴住居跡のようす
・炉のない竪穴住居跡のようす
・縄文時代の建物跡のようす
・埋められた土器のようす
■主な遺物■ (遺物写真データベースへ)
・縄文土器浅鉢(じょうもんどきあさばち)
・台付鉢(だいつきはち)
・注口土器(ちゅうこうどき)
・変わった形の土器(かわったかたちのどき)
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