遺跡の内容
阿武隈川東岸の中位段丘から低位段丘に位置する古墳時代から奈良・平安時代を中心とする遺跡で、竪穴住居跡74軒、掘立柱建物跡98棟、古墳31基、井戸跡12基などがみつかっています。 特に遺跡の西側の沢地部分からは「天平15」年銘のある最勝王経精読木簡が出土しており、「続日本紀」の記述を考古学的に裏付ける資料です。 また、この近くから竹製の横笛がみつかり、年代が明確なものとして、最古級の貴重なものとなっています。
■主な写真(写真データベースへ)■
・カマドのそばからみつかった土器
・木簡(もっかん)と横笛がみつかった沢地
・古墳(こふん)の溝(みぞ)からみつかった土器
・建物跡(たてものあと)のようす
■主な遺物(遺物写真データベースへ)■
・土師器壷(はじきつぼ)
・土師器杯(つき)
・土師器甕(かめ)
・石製模造品(せきせいもぞうひん)
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