段ノ原B遺跡(だんのはらBいせき)
相馬市

 遺跡の内容

 海岸地帯に広がる低位段丘の丘陵上に位置する集落遺跡で、竪穴住居跡102軒、土坑331基、焼土遺構43基、遺物包含層7カ所などが見つかっており、縄文時代の集落の様相を考える上で貴重な遺跡となっています。
 遺跡の時期は、縄文時代前期が中心となっています。
 この時期でも前半期の縄文土器や石鏃・石匙・打製石斧などの石器類など大量の遺物がみつかっています。
 他には、木炭を焼いた平安時代の土坑もみつかっています。

法正尻


■主な写真

(写真データベースへ)

 ・竪穴式住居跡のようす

 ・縄文土器のみつかったようす

 ・地割れ痕のようす

 ・空からみた遺跡のようす
 


■主な遺物■
(遺物写真データベースへ)

 ・縄文土器深鉢(じょうもんどきふかばち)