遺跡の内容
浜通り地方のほぼ中央、鮭の溯上で有名な木戸川南岸の河岸段丘上に立地する縄文時代〜中・近世にかけての複合遺跡です。 1999〜2001年に行われた発掘調査では、竪穴住居跡117軒や1,100基もの土坑及び埋甕などが確認され、当地域の縄文時代中期を代表する集落跡であることが判明しました。 土坑の大半は貯蔵用の穴で、完全な形の土器がたくさん出土した貯蔵用の穴も見つかっています。 また、住居跡や土坑からは、多量の縄文土器をはじめ、土製品や石器・石製品などの遺物が出土しています 。
■主な写真■ (写真データベースへ)
・遺跡の遠景写真
・炉のある竪穴住居跡のようす
・縄文土器のみつかったようす
・発掘調査のようす
■主な遺物■ (遺物写真データベースへ)
・縄文土器深鉢(じょうもんどきふかばち)
・土偶(どぐう)
・打製石斧(だせいせきふ)
・磨製石斧(ませいせきふ)
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▲遺物データを全部表示
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