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体験学習


<みんなで記念撮影>

まほろんひな祭り

 さる3月3日の日曜日に、「まほろんひな祭り」が行われました。ひな人形は、古くは紙や木の板でつくられた「人形(ひとがた)」に起源があると言われています。 病気にならないよう願ったり、けがれをおはらいするために、人形を川に流したそうです。
 まほろんでは、折り紙や紙粘土を使って、ひな人形を作ってみました。当日は、小学生の女の子を中心に、25名が参加してくれました。まずは千代紙で、ひな人形を作りました。みなさん、思い思いの色でおひな様を折り、 そのまわりに「ぼんぼり」や「金屏風」を飾りつけていきました。「ひなあられ」でも食べながら、のんびり作っ てもらおうと考えて配ってみましたが、みんな作品を仕上げるのに夢中で、それどころではないようでした。見る見るうちに、それぞれの豪華なおひな様ができあがりました。

 

紙粘土のおひな様も、決まった形のものはこちらで示しませんでした。みんな、紙粘土で好きな形を作り、それに折り紙で十二単ふうの服を着せたり、冠や烏 帽子(えぼし)をかぶせたりしました。本当に、十人十色のひな人形ができました。


<研修のようす>

研修課より

古代陸奥国の考古学

(時代別研修 奈良・平安時代)

 12月11〜14日の4日間、福島大学の工藤雅樹先生、東北学院大学の辻秀人先生を講師にお迎えし、「古代陸奥国の考古学」と題した文化財研修を開催いたしまし た。
 この研修は、古代の陸奥国をめぐる問題について、文献と考古学の両面からせまる、という内容です。
 工藤雅樹先生は、史料をもとにおもに福島県を中心とした古代史についてのお話と、文献史料の取り扱い方についてのご講義、辻秀人先生は、まほろんや県内市町村 などが収蔵する遺物を実際に手に取りながら、とくに7〜9世紀の土器と瓦についての遺物論をお話しくださいました。
 歴史研究の第一線で活躍されている両先生のお話と、実際の文献・考古資料にふれながらの講義ということ

 

で、内容の充実した研修となりました。
 この研修の開催にあたりましては、資料をお貸しいただくなど、下記の機関にご協力をいただきました。厚く御礼を申し上げます。
会津若松市教育委員会、いわき市教育委員会、郡山市教育委員会、 郡山市埋蔵文化財発掘調査事業団、白河市教育委員会、須賀川市立博物館、相馬市教育委員会、原町市教育委員会、福島市教育委員会、双葉町歴史民俗資料館(五十音順) 

総務管理課より


<ネックレス3種>

まほろんショップのご案内

 まほろんショップでは、教育普及活動の一環として、 オリジナルグッズ、展示図録、体験学習のための材料の販売を行っています。
 オリジナルグッズは、文化財を身近に感じていただけるよう展示物や収蔵している出土品をモデルに開発された物です。まほろんでしか手に入りません。人気商品は、 勾玉を形取ったアクセサリーなどです。
 展示図録は、常設展示図録と企画展図録の2種類あり、展示の詳しい内容を知りたい方にお勧めです。
 体験学習材料としては、「勾玉作りセット」があります。「滑石」と言うやわらかい石をサンドペーパーで削っ て勾玉の形にする物で、お土産としても大変好評をいただいています。来館の際には、ぜひお立ち寄りください。

 

入館者3万人達成!!

 1月26日に入館者が3万人を達成しました。幸運な3万人目は、白河一小五年生の藤原将平君。藤本館長から認定証や記念品などが贈られました。

まほろん通信4号 1 2 3 4ページ →まほろんひなまつりのようす