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 研修課より  
 <土器復元研修のようす>
研修を行います。ソフトを用いてのデジタルトレース実習やDTP編集の方法などを学び、発掘調査報告書作成の効率化と経費節減を図るための研修です。
 3月4日には、体験学習支援研修6「装身具づくり」を行います。今回は、原始・古代の玉類の穿孔技術を再現し、石に孔を開け、勾玉や大珠などの装身具を作ります。
 3月11日には、遺跡調査技術研修を行います。福島県内における集落跡の調査事例をもとに、遺跡の集落景観などを検討し、集落跡の調査技術の向上を図ります。

 1〜3月文化財研修のご案内
 風花が舞い始めたとおもいきや、夜が明けたら雪景色の季節となりました。冬も元気に魅力ある研修を企画しております。来期に向けた充電にまほろん文化財研修をぜひご受講下さい。
 1月28日に予定されていた考古学と地方史研修は、諸般の事情により、やむを得ず中止とさせていただきます。受講を予定されておられた皆様には大変申し訳ございませんが、ご理解の程何卒よろしくお願い申し上げます。
 2月12日は、無形の文化財研修U「福島県のまつり」を行います。今回は懸田弘訓先生を講師にお招きし、「白河市根田安珍歌念仏踊り」をテーマに、保存会の方々による歌念仏踊りの実演を織り交ぜながら研修いたします。無形の文化財保護行政を担当されている担当職員の方ばかりでなく、実際に民俗芸能を保存されている方々にとっても参考になる研修です。
 2月24日〜25日には、会津若松市文化センターを会場に、報告書デジタル原稿作成

 
 総務管理課より  
<オレンジカードの箱と白いカードの箱>
がついた箱に納められた格好の良い土器などの資料です。
 さらに、整理箱の中を見てみると、大きな土器や格好の良い土器は、毛布のようなものでくるまれています。また、土器の破片は小さな座布団のようなクッションの上にきれいに並べられ、白い箱に納められています。これらのクッション類は、資料の移動の際や時々やってくる地震の時に土器が壊れることを防ぐための物です。

バックヤードツアーB 一般収蔵庫(1)

 まほろんの一般収蔵庫は、内部の大きさが奥行き約81m、幅約34m、面積約2,800uで、国内の埋蔵文化財関係施設の中では最大級の規模を誇っています。中には1・2階合わせて1,454台のスチール棚が整然と並んでいます。
 これらの棚には、福島県教育委員会が今までに発掘調査した時に出土した土器・石器などの遺物類や写真・図面などの記録類が、平成17年12月現在で60×44×15pの箱に換算して42,720箱分収納されています。
 土器・石器などの遺物類の整理箱を見てみると、それぞれにオレンジか白のカードが付いています。オレンジのカードの箱には報告書に掲載された資料が納められ、白いカードの箱には報告書に掲載されなかった資料が納められています。資料借用や資料閲覧の希望が多いのも、このオレンジのカード

 
 まほろんからのお知らせ  

      ご利用案内

開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休 館 日 月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は開館し,その翌日が休館)、国民の祝日の翌日(土曜日・日曜日にあたる場合は開館)
入 館 料 無料(体験学習によっては、材料費が必要な場合もあります。)
そ の 他 団体(20名以上)でご利用の場合は,事前にご予約ください。

 おでかけまほろん募集

 来年度は20ヵ所で「おでかけまほろん」を実施する予定です。今月中に応募要綱を小中学校等に配布し、ホームページにも募集案内を掲載しますので、ご希望の学校・施設・団体はお見逃しなく!

 
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