平成28年度

 おでかけまほろん郡山市立安積第一小学校


 4月28日(木)に、おでかけまほろんを郡山市立安積第一小学校で行いました。6年生85名が、「弓矢体験」・「本物の土器や石器にさわってみよう」・「火おこしに挑戦」を体験しました。

  1.弓矢体験

 この日のおでかけまほろんは、3クラスに分かれて、3つの体験を体育館の中でローテーションで行いました。
 このうち、「弓矢体験」では、クマ・シカ・イノシシなどの絵の描かれた的を設置し、6チームに分かれて、1人3本ずつの矢を順に打ちました。
 ほとんどの皆さんが、初めてだったようですが、矢が的に当たるたびに、歓声があがっていました。
     
  2.本物の土器や石器にさわってみよう


 「本物の土器や石器にさわってみよう」では、安積第一小学校に近い、 徳定A遺跡で見つかった 弥生時代の人面付土器や、同じ郡山市内の 荒小路遺跡で見つかった 土偶の顔など、まほろんから、資料をたくさんお持ちしました。まほろん職員の説明を聞きながら、興味深そうに資料をのぞきこんでいました。
 また、本物のクマやシカの毛皮、シカの角、復元した石斧などの道具にも触れてもらいました。
     
  3.火おこしに挑戦

 「火おこし体験」は、体育館の床にブルーシートを敷いて、2人1組になって行いました。
 初めのうちは、皆さん、悪戦苦闘して、なかなか火がつかない様子でしたが、まほろん職員に応援してもらいながら、何組かのペアで着火に成功!
 出来た火種は、麻ひもをほぐした火口(ほくち)にくるんで、体育館の入口で風を送って炎にしました。
 残念ながら着火しなかったペアも、電気やガスのある便利な現代とは違う、昔の火おこしの大変さを実感できたと思います。
 まほろんでは、いつでも火おこしが体験できますので、ぜひ、リベンジに来てください。