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平成28年度 |
おでかけまほろん須賀川市立小塩江小学校 |
4月20日(水)に、おでかけまほろんを須賀川市立小塩江小学校で行いました。6年生10人が、土器さわり・弓矢体験・火おこし体験を行いました。 |
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1.本物の土器や石器にさわってみよう まず初めに、まほろんで所蔵する本物の土器や石器をさわる体験をしました。 小塩江小学校の近くには、 一斗内遺跡など、たくさんの遺跡があります。地図でその場所を確認したあと、実際にその遺跡で発掘された縄文土器や石器などの観察をしました。 大昔の人が実際に使っていた本物の土器や石器だと言うことで、皆さん、興味津々で見ていました。 |
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まほろんからは、石斧や弓矢などの復元した道具のほか、熊と鹿の毛皮、角なども持参しました。 特に、熊の毛皮は、ふわふわした手触りが大人気! 本物の毛皮に触れる機会は、普段はなかなかないと思います。 皆さん、とても喜んでくれました。 |
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2.弓矢体験 続いては、弓矢体験です。最初に、弓矢の持ち方、構え方などを説明しました。 どうすれば、矢が勢いよく飛ぶか、その原理などを説明して、遠くに飛ばせるコツなどをお話しました。 ほとんどの皆さんが、初めてだったようで、皆、真剣に聞いてくれました。 |
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いよいよ、イノシシや鹿の絵の描かれた的をめがけて、実際に矢を打ちます。 一人1回3本の矢を順番に打ちましたが、初めての人が多かった割には、皆さん上達が早く、2回目には見事、的に命中する人が続出しました! 「バン!」と的に命中する音が響くたびに、歓声が上がっていました。 |
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3.火おこしに挑戦 最後の体験は、火おこしです。火は、「料理」・「暖をとる」・「灯りをとる」等、太古から人間の生活にはなくてはならないものでした。 そこで、太古の人類が、木と木を擦り合わせて「摩擦」で火をおこす方法を考え出したこと、実際に火おこしに用いたと思われる木の棒と火切り板が、遺跡からも見つかっていることなどをお話しました。 このあと、舞ぎりという道具を使って火をおこす方法を説明し、まほろんの職員が、デモンストレーションをしました。 |
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2人1組になって交替で火おこしに挑戦です。 最初のうちは、舞ぎりの棒に紐を巻き付けながら回転を持続させるのが、うまくいかない人もいましたが、あまり力を入れすぎないこと、舞ぎりの棒を真っ直ぐに保つことなど、いくつかのコツを伝えて、何とか回せるようになりました。 |
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2人とも舞ぎりによる火おこしに成功したペアには、より難しい棒1本の「もみぎり」にも挑戦してもらいました。 自分の体重をかけるように、出来るだけ長い時間、棒を回し続けるのがコツです。まほろん職員も手伝いながら、皆で協力して必死にがんばりました。 |
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この日は、晴れて、湿気も少なく、ほとんどの人が、火種を作るのに成功しました。 火種は、火口(ほくち)にくるんで、回して風を送り、炎にしました。自分で起こした火が炎に変わる瞬間は、感動しますね! 短い時間でしたが、とても楽しい「おでかけまほろん」でした。皆さん、また、お会いしましょう! |
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