|
|
1.釣針づくり
釣針の形は、縄文時代の出土品をモデルにしました。鉄並みに硬いと言われる鹿角を、棒ヤスリで根気よく釣針形に削っていきます。
|
|
|
|
|
|
2.釣針の仕上げ
釣針づくりの目的は、魚を釣ること。針先を鋭く仕上げないと、魚は掛かりません。折らないように注意しながら、針先を細く尖らせます。
|
|
|
|
|
|
3.棒ウキづくり
茅に楊枝を差し込んで、棒ウキをつくりました。茅は、春にカラスが野外展示の「縄文時代の家」から抜いたものです。巣づくりにでも使うつもりだったのでしょうか?
|
|
|
|
|
|
4.竿づくり
縄文時代の釣法については不明な点が多いですが、今回の魚釣り体験用に矢竹で竿をつくりました。
矢竹は、まほろんの竹林から調達したものです。
|
|
|
|
|
|
5.魚釣り体験
8月7日、いよいよ「アクアマリンふくしま」での魚釣り体験です。対象魚は、20p前後のアジです。果たして、鹿角製の釣針で本当に魚が釣れるのか?結果はご覧のとおり、魚が掛かった瞬間です。
|
|
|
|
|
|
6.釣り上げのタイミング
棒ウキの沈み具合を見て、竿を上げるタイミングを計ります。棒ウキが完全に沈んだ瞬間が、釣り上げのタイミングのようでした。
|
|
|
|
|
|
7.釣掛かりの状況
魚の上あごに、鹿角製の釣針がしっかりと刺さっています。釣針のサイズは、対象魚の大きさで決まります。縄文時代の釣針はとても大きいので、大物を狙っていたのでしょう。
|
|
|
|
|
|
8.釣った魚の実食
魚釣り体験に参加した全員が、魚を釣ることができました。アクアマリンでは、釣った魚はすべてフライにして実食することになっています。魚釣りをとおして、命の尊さ、食の大切さを学ぶ貴重な体験ができました。
|