まほろん実技講座
「茶わんづくり」の様子

 平成28年10月16日(日)と11月20日(日)に、実技講座「茶わんづくり」を行いました。昨年度に引き続き、大堀相馬焼窯元の山田慎一先生にご指導をいただき、手びねりによる茶わんづくりに挑戦しました。
1 作品のイメージを考える

 1回目の講座(10月16日)では、はじめに、自分の作品の大きさや形、どこにどんな絵柄や模様を描くかなど、イメージを用紙に描きました。

   
2 講師による実演

 講師の山田先生から、手びねりで茶わんなどの形をつくるときのやり方、注意点などを、実演をまじえて解説していただきました。
   

3 手びねりによる成形

 粘土をこねて、ひも状にしてから、輪づみで成形していきます。粘土に空気が入らないように気をつけながら行いました。

   

4 成形を終えて

 イメージした通りの作品になったかな?
 1回目の講座のあと、参加者の作品はお預かりし、まほろんの電気窯で素焼きしました。


 

5 絵付け

 2回目の講座(11月20日)では、素焼きした作品に、陶芸用絵の具をつかって、絵付けをしました。

 陶芸用絵の具は、水彩絵の具とは異なり、色が混ざらないように注意しなければなりません。皆さん、慎重に描いていました。

   

6 釉薬(ゆうやく)かけ

 絵付けした作品に、釉薬をかけます。釉薬はすぐに乾いて固まるので、片寄らないように、持ち方や浸し方にも注意しました。

 作品は、もう一度、まほろんの電気窯で「本焼き」をして、完成になります。

   

7 完成

 焼きあがった作品です。絵付けした模様の色あいも、とても鮮やかです。美しい光沢のある、きれいな作品に仕上がりました。