まほろん実技講座
「親子で石器をつくろう」の様子

 平成27年8月1日(土)に、まほろん実技講座「親子で石器をつくろう」を実施しました。
 当日は、郡山女子大学短期大学部の會田容弘(あいた よしひろ)先生を講師としてお迎えし、石器についての講義から製作・使用までを体験しました。
 

1.講義
 始めに、石器についての講義が行われ、人類が初めてつくったとされる石器や先生自身が調査している笹山原遺跡(会津若松市)について、分かり易い解説を聞きました。

 

2.実技指導
 解説の後、受講者一人ひとりに石器のつくり方について、実技指導を行いました。
 

     
 
3.製作体験
 続いて、親子で石器をつくりました。使い易い形に石器をつくるのは簡単ではありません。
 「なかなか思い通りの形にならないね。」、「ここをこのくらいの角度で打てば、どうだろう。」など、親子で協力、工夫しながらつくりました。
  4.使用体験
 石器づくり体験の後は、石器が実際に使えるのかどうか、お肉を切る実験をしました。
 「石器で、本当に、お肉って切れるんだ!!」、「案外、簡単に切れるぞ。」、「薄く切るのは難しいな。」など、実際に使ってみることで、多くのことに気づきました。
 
     
 
5.肉焼き体験
 石器で切ったお肉を焼いてみます。熱した石でお肉を挟む方法で焼きました。近づくと、ジュージューという音と美味しそうな香りが漂っていました。
  6.焼き上がり
 焼けたかな?お肉がしっかり焼けているか確認しました。その後、希望者は試食もしました。