平成27年度

 まほろん出前講座 須賀川市小塩江公民館


 7月5日(日)に、須賀川市小塩江公民館で「出前講座」を行いました。15名のお子さんが、保護者の方と一緒に参加し、勾玉づくりと弓矢の体験をしました。

  1.勾玉づくり

 最初に、まほろん職員が「勾玉は、なぜ“まがたま”というのかな?」など、勾玉の由来についてのお話をしました。
 その後、勾玉の作り方の手順を説明し、いよいよ勾玉づくりに挑戦です。
     
 
 鉛筆で書いた輪郭に沿って、紙やすりを使い、水の中で材料の滑石を削ります。
 今回、初めて体験するお子さんがほとんどでしたので、全体に丸みのある勾玉らしい形に削るために、まほろん職員が会場を回りながら、皆さんに、いくつかの“コツ”をお伝えしました。うまく削れたでしょうか?
     
 
 勾玉は、大昔の人が、様々な思いを込めてつくった「宝物」です。最後の仕上げは、丁寧に心を込めて、ツルツル・ピカピカになるまで磨きました。
 蛍光灯の下で、光を反射してツルツル・ピカピカになった勾玉を手に、皆さん、とても満足そうでした。
     
  2.弓矢体験

 弓矢体験は、公民館の前の駐車場で行いました。弓と矢の持ち方、構え方について、まほろん職員の説明を聞いたあと、実際に構えてみますが、ほとんどが初めてとあって、最初は戸惑い気味。
 それでも、まほろん職員にも手伝ってもらいながら、だんだんと持ち方にも慣れてきたようです。
     
 
 いのしし・鹿・熊の描かれた的をめがけて、1人3本ずつ、交代で全員が3回、矢を射ました。
 「バン!」と矢が的に命中するたびに、歓声が上がりました。命中すると、うれしいですね。
     
 
 最後に全員で記念撮影。短い時間でしたが、楽しんでいただけたでしょうか?