まほろん実技講座
「家族で土笛をつくろう」の様子
 まほろん実技講座「家族で土笛をつくろう」は、平成27年9月26日(土)に実施され、8組19名が参加しました。講師に縄文時代の土笛に詳しい冨樫泰時先生(秋田県文化財保護審議会長)をお招きし、先生のお話や実演を交えて、土笛づくりを体験しました。
 

1 冨樫先生のお話

 実技講座「土笛をつくろう」は、特別ゲストとして、当日の考古学専門研修の講師である冨樫泰時先生に、ご自身が調査した秋田県三種町高石野遺跡出土の土笛のお話をしていただきました。

     
 

2 冨樫先生の土笛演奏

 冨樫先生には、ご無理を申し上げ、まほろん職員作成の土笛を吹いていただきました。まほろん職員の音色よりも、冨樫先生の吹く土笛は清らかな音色がしました。その後、さらに指笛まで披露していただきました。

     
 

3 土笛製作開始

 いよいよ、製作開始です。土笛の作り方、製作のポイントなどを説明しました。

     
 

4 製作@

 粘土をこねて形を作っていきます。

     
 

5 製作A

 家族で土笛作成。難しい所は、お父さんの力を借りて、“よいしょっと”

     
 

6 音が鳴るかな?

 土笛ができたら、音が鳴るか試します。緊張の一瞬です。音は鳴ったかな?

     
 

7 窯づめ

 製作から1か月おいて、十分に乾燥しました。みんなが製作した土笛は、まほろんの電気窯で焼成しました。きれいに焼きあがるかな。
 ちなみに、奥にちょこっと見えるのは、1月に行う「家族で土偶・土面をつくろう」で行う職員製作の土偶です。

     
 

8 焼きあがり

 すべての土笛は、きれいに焼きあがりました。
 参加者の手元に渡って、きれいな音色が響くと良いですね。