平成26年度

おでかけまほろん二本松市立油井小学校


 11月5日(水)に、おでかけまほろんを二本松市立油井小学校で行いました。6年生58名が、いろいろな時代の土器に触れたり、火おこし体験にもチャレンジしました。

 

1.いろいろな土器にさわってみよう

 学校周辺の遺跡について学んだあと、まほろんで収蔵している土器や石器に触れてみました。

 今回は、油井小学校にも近い塩沢上原A遺跡上原B遺跡の縄文土器、矢ノ戸遺跡の土師器・須恵器などの土器を持参しました。

 縄文土器は、縄の文様がどのように付けられているかなど、じっくりと観察しました。

     
 



 このほか、まほろんからは、復元した石斧や石鍬なども持参して、本物の石器とも見比べながら触れてもらいました。

 酸性土壌の日本の遺跡で見つかるのは、ほとんどが石の部分だけです。発掘される石器の形から、元はどんな道具だったかが分かることを知って、皆、関心した様子でした。

     
 

2.火おこし体験

 火おこし体験は、「まいぎり」という道具で行いました。

 「うまく火がつくかなぁ・・・」

 皆さんに注目されて、実演するまほろん職員も、ちょっと緊張気味です。

     
 


 ほとんどの皆さんは、火おこし体験ははじめてのようでしたが、一生懸命に頑張りました。

 コツをつかんだ人は、2回以上成功した人もいました。
 

     
 



 火種をつくるのに成功したら、火口(ほくち)にくるんで火ばしではさみ、回して風を送ります。

 炎になったら、思わずカメラに向かって「ピース!」

 短い体験時間でしたが、次回は是非、まほろんでもチャレンジしてくださいね!