「勾玉づくり上級編」は、形の複雑な子持勾玉を製作する講座で、平成26年10月5日(日)に行いました。子持勾玉とは、大型の勾玉に小型の勾玉が付いているようにつくられた勾玉のことです。
1.勾玉をデザインする 今回の素材である滑石に、子持勾玉の形を描きます。形が複雑なので、バランスよく描いてゆくのがコツです。
2.孔(あな)をあける 錐を使って、紐を通す孔をあけます。しっかり、貫通するまで孔をあけないと紐が通りません。
3.削り@ 最初は、おおまかな形を紙やすりを使って、水の中で削ってゆきます。削りすぎないように、注意が必要です。
4.削りA ここからは、慎重な作業となります。小型の勾玉を金属ヤスリや彫刻刀を使用して削り出してゆきます。
5.仕上げ 最後に目の細かい紙ヤスリで、キズを削ってゆきます。細かいところも丹念に削ります。
6.完成 子持勾玉の完成です。受講者の方は、その出来栄えに満足のようでした。さらに、磨き上げるとのことで紙やすりをお持ち帰りになりました。