平成25年度

 おでかけまほろん石川町立母畑小学校


 7月17日(水)に、おでかけまほろんを石川町立母畑小学校で行いました。6年生11人が、土器さわり・火おこしの体験をしました。

 

1.土器さわり体験

  土器さわり体験は、まほろん収蔵の土器や石器、復元した道具や、動物の毛皮などに実際に触れる体験です。
 
 まず始めに、学芸員が用意した「母畑小学校周辺の遺跡地図」で、学校のすぐ身近に遺跡がたくさんあることを学びました。みんな熱心に話を聞いていました。

     
 


 
 土器を持つときの注意点などを聞いたあと、実際に土器や石器などに触わりました。

 今回は、学校のすぐ近くにある小田口D遺跡から出土した縄文土器のほか、会津地方で出土した弥生土器、石斧や石鏃などを手に取って、その特徴などを観察しました。

 縄文土器と弥生土器のそれぞれの特徴は、分かったかな?

     
 



 本物の土器や石器のほかに、復元した石斧や弓矢などの道具、シカの角、クマやシカの毛皮にも触れました。

 特に、クマの毛皮は大人気、その柔らかい肌触りに、みんな大喜び!何度も触っている児童もいましたよ。

 石斧も実際に持って重さを実感。「これで本当に木を切るの〜?」と、驚いた様子でした。

     
 

2.火おこし体験

 続いて、お待ちかねの火おこし体験。体育館通路に場所を移して行いました。

 この日は風もほとんどなく、湿度も高かったために、着火まで少し時間がかかりましたが、みんな最後まで頑張りました!

 苦労して着火した火種を、火口(ほくち)に包んで、炎にしたときの喜びは、ひとしおだったようです。お疲れ様でした!